以前から気になっていた『ファイアバード』を観たので、つらつら感想を書こうと思います。
※全然ネタバレしてます。
- あらすじ
- 感想
- (良くも悪くも)気になったポイント
気が向いたので最近のことをつらつら書く。
「予定を詰め過ぎない」ことを2024年の目標にしていたけど、今のところすべての土日に予定を入れてしまっている。どの予定も充実している。2月からは一人の時間も楽しむことを心掛ける。
日記を書くワークショップなるものに参加した。日記を書き続けるのは思いのほか楽しい。人の日記を読むのも楽しい。WSの回を重ねるにつれて、参加者の人となりがわかってくる。そうすると、日記を読む面白さがぐっと増す。WS終了後も交流は続きそう。新しい人間関係ができてワクワクしている。
最近めっぽう低空飛行。去年読んでいた作品が難しすぎて挫折してしまった。今年からはもう少し簡単な作品に取り組むので、なんとか訳し終えたい。
年明けにポートフォリオを見直した。定期的にメンテナンスしないとだめ。
家を買おうか、賃貸を継続するか迷っている。ローンを組む、ということが自分にはとても恐ろしいことのように感じる。家、そこまでして欲しいかな。今年のメインテーマの一つになりそう。じっくり話し合って決めてきたい。この辺は先人たちの知恵をぜひ拝借したい。
読書も低空飛行。ソローキンの『親衛隊士の日』を読んだ。暴虐の限りを尽くす狂人があまりにも人間らしい一日の締めくくり方をするのが、なんだかとても恐ろしかった。レムの『ソラリス』は挫折した。今は東京美術のもっと知りたいシリーズの『カンディンスキー』を読んでいる。3つの作品群があって、コンポジションと、なにかとなにか。
年明けに風邪をやらかして家から出れなかったので、アマプラとかネトフリで8本くらい観た。『不思議惑星キン・ザ・ザ』が最も印象的。終始ふざけ倒してからのあのラストは泣かせに来ている。
タルコフスキー『ノスタルジア』の4Kリマスター版。美しくて不安になる映像と音楽、難解なストーリー。劇中の意味深な仕掛けがラストで壮大に回収されていることを知ったときは、気づけなかった自分が本当に嫌になった。
『哀れなるものたち』は最高だった。音楽は怖すぎて受け付けなかったけど、映像がとても好みだった。いたるところに生殖器のモチーフがあって、それを見つけるのがちょっと面白い。カスのミッケ。
インフルエンザをやらかしました。確か5年ぶり。これまでインフルにかかると39度近い熱が出たものですが、今回は38度を上回らないくらいで、軽症で済みました。当たり前ですが、この三連休は自宅待機でした。楽しみな予定をたくさん詰め込んでいただけに、心へのダメージが大きかったです。
コロナと違って、インフルエンザは適切なタイミングで薬を飲めば一気に症状が改善され、早々に感染前の体調に戻れます。が!!! 発症の翌日から少なくとも5日は自宅待機をしなければいけない(解熱のタイミングが遅れると、その分待機解除日が後ろ倒しになる)ので、結構時間を持て余すんですよね。体は元気なのに外に遊びに行けないのはしんどいですが、そんなことを言っていても何かが変わるわけではないので、買い込んだ本やら、観たい映画やアニメなどをここぞとばかりに消化することにしました。以下に、それぞれの感想をだらだら書きます。
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実家に帰省して、あることに気づいた。
ドアを開けるのに時間がかかる。取っ手が思っていた位置より下にあり、取っ手をうまくつかめない。
洗面所の水がものすごい勢いで噴き出す。蛇口が思っていたより緩くて、指に力を籠めすぎる。
トイレに座ろうとしてよろける。便座が思っていたより低くて、勢い余ってしりもちをついたようになる。
椅子を引くのに手間取る。椅子が思っていたより重くて、引いたつもりが全然引けていない。
お湯が入っていると思って持ち上げたやかんに、実はお湯なんて入っていなくて、漫画でいえば「ブン」という効果音が付くようなスピードでやかんを持ち上げてしまう。そんなことが頻発している。
続きを読む外国の優れた文学作品を読もうとするとき、原書に手を伸ばす人はそう多くない。その作品の言語を一から習得するのは骨が折れるし、時間がかかりすぎる。文学作品を読めるくらいの語学力を習得する頃には、その作品への興味を失ってしまうことと思う。
そんなわけで、大抵の人は「翻訳」を通して海外の文学に触れる。アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、イタリアなどの欧米圏の作品はもちろん、韓国や中国をはじめとしたアジア圏、ラテンアメリカや中東、アフリカといった地域の文学作品を日本語で楽しむことができる。有名な作品については、一つの作品に対していくつかの翻訳のバリエーションがあり、それぞれの訳の違いを楽しむのもいい。
続きを読む続きます。
子どもがひたすら悲惨な目に遭う物語を作るアメリカの絵本作家エドワード・ゴーリーの展覧会を見に行きました。子どもに恨みでもあるのかというくらいに、彼の絵本の中の子どもは痛めつけられるのですが、当の本人は人生においてあまり子どもと接点がなかったとのこと。一体どういう気持ちで創作をしていたんだろう。『不幸な子ども』がダントツで鬱でした。あのラストは惨すぎる。
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