n年後に駐在するゲイ

いつか海外に飛ばされるゲイが生きた証

GW日記(前編)

今年のGWは遊び呆けてました。たまには日記みたいなものをつけようと思います。

 

2023/04/29

昼:高めの寿司を食べに行く。

月一レベルで遊んでいる高校の友達と、GWくらい散財しようぜ!となって行くことになったのがお寿司。レーンに乗って運ばれてくるなんてことはもちろんなくて、カウンターで大将が握って一貫一貫出してくれるタイプのお店。人は本当においしいものを食べると語彙力をなくすのだと思います。食べてる間、みんな無言だった。やっとのことで「おいしすぎる」と漏らすレベル。最高のGWの始まり。

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昼~夕方:横浜散策

赤レンガあたりでチューリップが見れるというので行ってみたのですが、だいぶ枯れてました。残念だったのですが、何せ天気が良くて、海辺の散歩がとてもはかどりました。海風ってなんであんなに気持ちがいいんだろう。青い海がどこまでもどこまでも広がっていて、いつまでも眺めていたくなる景色でした。

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夜:ケーキパーティ

今日の目的は散財なので、渋谷のデパートで気になったケーキを片っ端から買い、友達の家でケーキパーティを開催。最近までダイエットをしていて甘いものを一切食べていなかっただけに、久々の糖分は体に沁みました。バスクチーズケーキが特によかった。もう十年の付き合いになって、今でも月一とかで会う友達ってなかなか貴重なので、このつながりは大事に大事にしていきたい。来年のGWは彼らと何をしようかな。

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2023/04/30

昼:パスタ

ツイッターのお友達とランチ。お友達行きつけのパスタ屋さんに行きました。濃い味のベーコンカルボナーラがとてもおいしくて、これはリピートしたくなるというのも納得。独り暮らしを始めて四カ月になるけれど、いまだに行きつけのお店を見つけられていない。いや、そもそも一人でいるときにほとんど外食をしないので、お店に行く機会がとても少ないです。ただ、おいしい洋食やらイタリアンやらが近くにあるので、二週間に一回のペースで通ってみようかな。行きつけのお店があるってなんかかっこいいし。

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昼~夕方:ポートレート撮影会

僕の友達の知り合いがポートレートの練習をしているということで、それならと撮っていただきました。どんより曇った海辺でパシャパシャ。脱力したり、ポーズを決めてみたり、遠くを見つめてみたり、木々の声を聴いてみたり。写真を撮られるって思っていたより楽しいという発見がありました。その昔、少しだけカメラに手を出した時期があったのですが、これはいったいどう楽しめばいいんだろう?となってしまい、やめてしました。撮られる側だったら続けられるかも。

 

2023/05/01

早朝:4時に目が覚める、読書

前日、前々日と歩きどおしだったのでよほど疲れていたのか、22時には寝て4時に目が覚めてしまいました。決まったメニューの朝ご飯(献立を考えるのが面倒なので、家では基本的に同じものを食べています)を食べて、眠気が来るまでずっと本を読んでいました。今はトルストイの『戦争と平和』に挑戦しています。ロシアのナポレオンとの戦争を「祖国戦争」と言いますが、この時代を舞台にしたロシアの人々が描かれています。トルストイは今までなんとなく敬遠していたのですが、さすがロシアを代表する文豪と言いますか、一度読み始めると次から次へのページをめくりたくなるんですよね。今読んでいる箇所は主にロシア貴族の話なんですが、男たちはみんな戦争の話ししかしない。その様子を見かねてある公爵夫人が「私にはわからない(中略)なぜ男性方は戦争なしでは生きていけないのか?」と言います。トルストイを生んだ国は現在、隣国に理不尽な戦争を仕掛けていますが、あの国の元首は男性ですね。戦争って、どうしてなくならないのでしょう。GW中に全六巻あるうちの二巻は読み終わりたい。

 

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午前~正午:朝寝とジム

トルストイ先生のありがたい文章を読んでいたら眠気がやってきたので、欲に任せて寝ることにしました。7時くらいに寝付いて、起きたのが9時。家事を少しやってジムへ。最近トレーニングの調子が良くてだいぶモチベーションが高いので、この状態をなるべく維持していきたい。

 

正午~夕方:翻訳、昼寝

決まったメニューの昼ごはんを食べたあと、少しだらだらして、最近読んでいる作品の翻訳作業を勧めました。ものすごーく癖のある文体で、これは合ってるのかなと思いながら訳しています。もしかしたら近々、翻訳のトレーニングを受けることができるかもしれず、そうなるとこれまで以上に翻訳に時間をかけることができるので、今から楽しみです。素敵な先生と出会えるといいな。翻訳作業って時間が光の速さで過ぎていくので、集中するとあっという間に1時間が経っていたりします。3時間を過ぎたあたりで限界を迎えたので、ベッドに倒れこんで小一時間仮眠を取りました。

 

夕方~夜:お風呂、読書、翻訳

最近入浴剤を入れるのがマイブームで、日本の名湯なんちゃら、今日は奥飛騨の入浴剤を入れました。本物の温泉にはかなわないのはもちろんなのですが、十分楽しめるクオリティな気がします。実家では毎日湯舟に浸かっていたからか、独り暮らしを始めたあとも、少なくとも週に一回は浴槽に体を沈めないと疲れが取れないような気がします。欲を言えば、家から徒歩3分のところに温泉がほしい。晩御飯を食べたあと、また少し翻訳をやって、『戦争と平和』を読み進めました。ほとんど家から出なかったけど、とてもリフレッシュできた一日でした。

 

2023/05/02

午前〜夕方:翻訳、読書

昨日の続き。訳しても訳しても終わりが見えなくて泣いています。息抜きに『戦争と平和』を読んでいました。

 

夜:トルコ料理、バー

女友達と僕のゲイ友達の3人でトルコ料理屋へ。2人とも目標に向かって頑張っていて、その話で盛り上がってました。いやあ、眩しい。僕も何かそういうものを見つけたい。ご飯の後は女友達行きつけのバーで飲みました(僕はお酒が飲めないのでノンアル)。ここのマスターはお任せのドリンクがとても美味しくて、この日もすかさずおまかせを注文。また行きたい。

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後編へ続く。

今週の頭からダイエットをしている。

これまで体重を増やしていたのだけれど、さすがにおなか周りが大惨事なので痩せることにした。

僕はどうやら脂肪がおなか周りにつきやすい体質らしい。どうせなら胸とか腕とか脚とかについてほしい。どうして、よりによって脂肪の皆様はおなか周りに集まるのか。分散の発想は彼らにはないのか。ついてほしいところにはつかなくて、ついてほしくないところにつく。端的に言ってキレそう。

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やりたいこと やったもん勝ち

やりたいことが頭にポロポロと浮かんできたので、徒然なるままに。

 

1.レイトショーからの喫茶店オール
エイヤで決めた映画をレイトショーで観て、24時間営業の喫茶店で眠気眼をこすりながら映画の感想を語り合う。

2.テーマを決めて、図書館にこもって徹底的に掘り下げる会
読んで字のごとく。例えばテーマを「電柱」に設定して、電柱に関する本を片っ端から読み漁って、新たに知ったことをシェアする。テーマが含まれていれば何でもよい。電柱の仕組み、電柱の歴史、電柱の地中化、電柱が出てくるアート作品、などなど。シェアしたことはグーグルドキュメントか何かにまとめて、共有フォルダに入れて、悦に浸る。役に立つかどうかは二の次、三の次。「そんなこと勉強して役に立つの?」日々投げかけられるセンスのかけらもない質問に中指を立てながら、知識を縦横無尽にむさぼりつくす。

3.音楽に身を浸す
音に囲まれたい。EDMもよし、ジャズもよし、シティポップもよし。民族音楽でもよし。疲れるまで体を揺らしたい。レッツエクササイズ。

4.焚火を見つめる
去年、グランピングで焚火に魅せられてしまった。火に当たるとなんかこう、安心する。癒される。幸せな思い出と未来への不安を語るのに、焚火ほど適した場はないと思う。それでも、気持ちが後ろに向くことはなくて、それはたぶん火のおかげなんだと思う。

5.寝台列車に乗る
これはお友達の受け売り。性愛の介在余地がない、純度100%の友情を感じる男友達と二人、窓の外を眺めながらたわいもない話をしたい。寝台列車に乗るのが目的なので、行き先での観光はたぶんおざなりになる。

6.浴衣を着て街を歩く
これまで一度も浴衣を着た記憶がない。多分私はそれなりに浴衣が似合うと思う。知らんけど。

7.花見
桜を見ながら酒を片手に(僕は飲めないのでノンアルで参加)、ひたすらしょうもない話をしたい。なんとなく、夜桜のほうが好き。昼の桜は「鑑賞」の対象になってしまう。桜を言い訳にして、騒ぎたいだけなんだと思う。許してほしい。

8.ピクニック
おいしいサンドイッチと紅茶を携えて、どでかいレジャーシートを敷いて、太陽を恵みをむさぼりたい。おしゃれな小説を読んだり、うたた寝をしたり、バトミントンをしたり。

9.ムービーナイト
動画配信サービスにないような、どマイナーな映画を夜通し観たい。後半は観慣れた『かもめ食堂』を流して、延々と「フィンランドに行きたい」と言い続けたい。

10.フィンランド
上のつながりで。フィンランドの首都・ヘルシンキには外部の音がほとんど遮断された、真空空間のような教会がある。あそこに行って、ぼーっとしたい。あと、べたべたに甘いシナモンロールが食べたい。

11.キューバ料理
留学先で食べたキューバ料理、特別おいしかったわけではないけれど、なぜか忘れられない。キューバに行った友達はみんな、もう一回行きたいという。そんなキューバという国に、最近惹かれつつある。都内にキューバ料理店があるようなので、そのうち行こうと思う。

 

キリがないのでこの辺で。自己投資への欲望が今のところ一切ないので、2023年は遊びの年にしようと思う。よく考えたら、自己投資への欲望がないのは今年に限ったことではなかった。

早すぎる起き

目が覚めたら朝の5時だった。今日も巨大な毒虫になっていないことに安心する。珍しく早起き。いや、早すぎる起き。二度寝するには目が冴えすぎている。巷で流行の、これまでにない規模の乳酸菌が詰まっている飲料を飲んでいるおかげかもしれない。

さて何をしようかと考え始めようとした途端、「早すぎる起きをしたときは、何をすると楽しいだろう」という疑問が浮かんだ。浮かんだ、というよりかは降ってきた。天啓。

眠れないときはコンビニへ行く。早起きをしたときはマダム3人のトークショーを見る(日曜日に限る)。では、早すぎる起きをしたときは?

なお、「早すぎる起き」は朝の4時から6時に目が覚めることを言う。空に明るさが徐々に交じるものの、草や木や大半の経済活動は相変わらず寝ている時間。個人的に、4時前は深夜、6時以降は早朝という感覚がある。

深夜ほどの背徳感も、早朝ほどの無敵感もないけれど、一日の中で一番「現実の色」が薄いのがこの時間帯である気がしている。

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探~ブログタイトルどうしよう~

3カ月ぶりの更新らしい。
ブログをさぼっていた間、色々なことが起きたはずなのに、いざPC画面を前にすると文字が浮かんでこない。
考えていることを言葉にする作業が久々すぎる。
ブログ書くのってこんなに難しかったっけ。

 

探してばかりの2022年下半期だった。

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泣かないで

遠くから泣き叫ぶ声が聞こえる。

女の人のような、はたまた少年のような。

23時50分、慟哭は空気を伝って、僕の部屋の窓に侵入して、そして布団で時間を持て余している僕の耳に届く。

「泣く」というよりも「叫ぶ」といったほうが適切なくらいの泣き声。

この世にいる人の声だといいのだけど。

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勝手に26歳計画

今日をもって26歳としての僕の人生が終わる。

「アラサー」という思考の形跡のまるでない紋切り型の言葉を投げかけられる機会がこれから増えるのだと思うと、少しうんざりする。

30歳が近づくからなんだというのだろう。

「年齢なんて記号に過ぎない」

世界で最も好きな本のワンフレーズを思い出す。

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