n年後に駐在するゲイ

いつか海外に飛ばされるゲイが生きた証

主語の大きいおともだち

今週の労働が終わった。所々ガラスが嵌められた鉄の箱に揺られて家に向かっている今、このブログを開設して初めてスマホで記事を書いている。普段はもっぱらキーボードを叩いて文章を作っている。

 

どうもこの手のひらサイズの電脳で長々と言葉を綴ることができない。かつて「ケータイ小説」なるものが流行ったが、(クオリティはさておき)あそこまでまとまった量の文章を携帯電話で書けるのは本当にすごいと思う。

 

ふと周りを見渡すと、起きている人はみんなスマホをいじっている。文字通り全員。その一人に僕もいるわけだけど。

 

「みんな携帯持ってるから僕にも買って」と親に直談判した中学一年生の僕は、「みんなってだれ、クラスの出席番号1から最後まで全員?」と返されぐうの音も出なかった。あれ以来、「みんな」とか「すべて」みたいな言葉を使うのに慎重になってしまった。

 

何の躊躇いもなく言い切りたい。「男は〜」、「〇〇人は〜」、「ゲイは〜」とクソデカ主語を曇りなきマナコで言い放てる人生は、きっと軽やかで単純で楽しいはずだから。

 

450文字書いたところで限界が来た。やっぱりスマホでブログを書くのは難しい。