最近、ツイッターのスペース(音声のみで参加者同士がやり取りをする新機能)でいろいろな人とコミュニケーションをとる機会が増えました。自分でホストするときは参加した人を片っ端からスピーカーにして話してもらうのですが、参加者の組み合わせによってさまざまな話ができてとても楽しい。スペースをやっていて思ったことは別の機会に書こうと思います。
この間開催したあるスペースで、たまたま自分と同い年のご老人が集まり、昔のインターネットの話で大盛り上がり。懐かしのワードがポンポン飛び出し、思わずツイートしてしまいました。私と同世代以上のご老人の皆さんはノスタルジーで死にたくなること必至。そんなわけで、このエントリーでは自分のインターネット遍歴を振り返ります。
インターネット老人会で飛び出したワード一覧
— りん (@rin_shirogohan) 2021年8月9日
モバゲー
グリー
クリノッペ
ドリランド
怪盗ロワイヤル
アメーバピグ
モバスペ
友希
(友達希望:友達申請するときの一言)
アド変
テンプルラン
mixi
おもしろフラッシュ
小学5年生
このころからネットサーフィンにはまり、たどり着いたのがおもしろフラッシュ。「恋のマイアヒ」はここで知りました。この曲はずっと好きなので今でもたまに聴きます。
中学1年生
人生で初めてガラケー(!)を手に入れ、有頂天だった時期。狂ったように見ていたのはモバゲーでした。アバターのデコレーションやお気に入りの小説巡り、ミニゲームで忙しく、勉強そっちのけ(モバゲーのミニゲームはとても面白かった記憶があります)。また、モバゲーにはグループ機能があり、いろいろな人と知り合うことができました(たしか)。詳しい経緯は覚えていないものの、とあるグループで知り合った関西在住の20代男性にガチ恋していた時期がありました。その人とメッセージ機能でやりとりをしていたのですが、向こうの返事があまりにマイペースでやきもきして画面に張り付いてしまい、ケータイ中毒が加速した記憶があります、本当に死んでしまいたい。20代男性、中学生とやりとりして何が楽しかったんだろう。
あとは、グリーなんかもありましたね。クリノッペとか育てていた記憶があります。
中学2年生
忘れもしない中学2年生の夏休み、自分の貴重な青春の時間を費やすことになるあのゲームと出会ってしまいました。東方Projectです。特に、東方紅魔郷は夏休みのほぼ全部をつぎ込んでひたすらプレイしていました、ほんとに何やってたんだろう。無駄な努力の甲斐あって、1カ月弱でノーマルシューターくらいにはなりました、本当に無駄な努力。敵キャラの放つ大量の弾幕をよけながら攻撃するゲームスタイルもさることながら、東方projectの真の良さは音楽にあると思っています。音楽が先でゲームが後と言われていて、作者が自作した音楽を披露する場所としてゲームを作ったとの逸話があります。そんなこのゲームで好きな曲は「信仰は儚き人間のために」と「ハルトマンの妖怪少女」ですが、全部名曲なので選ぶのに苦労しました。
ほかにも、ブログを始めてみたり、ホームページ作成をしたり。どちらも黒歴史が濃縮されているので消えていてほしい。
中学3年生~高校卒業くらい
もうここまでくると止まりません。次にのめりこんだのはニコニコ動画でした。人によってさまざまな使い方のある同サイトですが、僕は主に東方Projectのアレンジ曲、アニソン、ボーカロイド、歌ってみた、踊ってみたを観ていました。「ハレ晴レユカイ」とかいまだに踊れます、多分。僕は今も長門有希推しです。
幸か不幸か、僕がニコニコ動画にはまっていた時期がちょうどボーカロイドの黄金時代だそうで、確かに振り返ってみるといろいろな名曲がありました。自分が特に聴いていたのは「ロミオとシンデレラ」、「メランコリック」、「magnet」あたりでしょうか。こじらせた女子みたいな選曲ですね、自分でも引いてます。
老人ホームでは入居者の青春時代に流行っていた曲を一緒に歌う「おうたの時間」なるものがあるそうです。もし僕の世代が老人ホームに入る時代がやってきたとして、「おうたの時間」にはどんな曲が流れるんだろう。もし、元オタクのおじいちゃんおばあちゃんの集まるホームだったらボカロになるのでしょうか。ご老人が輪になって、介護士さんと一緒に「みくみくにしてあげる」とか歌うんでしょうか。恐ろしくておちおち入居もできません。
SNSでいうと、mixiとか流行りましたね。アカウントは持っていましたがうちの高校ではあまり使われず、みんなグリーばっかりやっていた気がします。
大学1年生~
大学に進学してから東方からもニコニコからもスッと離れ、ツイッターへ移行しました。僕の通っていた大学はツイッターが盛んで「ツイッター中に授業をするな」の号令のもと、講義中にタイムラインが動く動く。講義内容に関する大喜利が突如始まって、笑いをこらえきれず途中退席したことが何度かありました。あの無限にくだらない感じ、楽しかったなあ。
総括
思春期をインターネットで過ごすと、大人になったときに死にたくなるのでやめましょう。ああ、全部やり直したい。